高級交際クラブで美女に会った話。体験談。
先日、お金持ちの友人の紹介で、高級交際クラブというものに入ってみた。
正直なところ、その紹介が無ければ入るつもりもなかったし、一度くらいは体験してみたいなといったその程度の気持ち。
場所は伏せるが、銀座か六本木みたいなところで、交際クラブのエージェントと会って面談を受ける。紹介と自分の名刺があるので、基本はフリーパスで入会となる。
いや、言ってしまえば、エージェントなどとカッコよく言ってやってるのであって、所詮は女衒である。
本来であればこちらの社会的信用を失うリスクをおってまで相手する対象ではないが、ここは下手に出て、良い女性を紹介してもらえるよう繕う。
入会金は5万円。更新なし。ここはその程度だろうと、高くも安くも感じない。
早速、帰宅後に、発行してもらったID・パスワードで登録されている女性をネット閲覧する。
業者が個人的に作ったであろうサイトで、もっさりしていて、動作も遅く、検索のソートも、2008年ごろのホームページか?と突っ込みたくなるようなやりにくさ。
で、その中で、おっ、これは可愛い!!という女性を選択し、申し込む。
その女性は『食事希望』の表示であった。
これが『大人の関係希望』であれば、会ってそのあとベッドイン可の意味らしいが、食事希望というのは、いきなりはそこまでは無理ですといった意思表示で、総じて美人に多い表示。
ここで、その女性と会うためのセッティング料金が5万円となる。んー、高いかな。
サイト上の写真でパネマジは無いとのことだが、やはり躊躇する値段である。パソコン買えるしね。
でも、会いたいので申し込む。
その後は、エージェントを介して、日程調整し、某日午後7時に●●ホテルの正面玄関で待ち合わせしてくださいといった流れになる。
さて待ち合わせ某日、ホテルの正面玄関で待っていると、自分の携帯に着信が鳴る。身長170cmはあろうか、シルクのスカートらしきものをたなびかせてその女性は電話しながら歩いてきた。
うん、綺麗。
だが、写真とは違う。
けど綺麗。
間違いなく、普通にしてたら出会わないし、声かけるのに結構勇気がいる。
中条あやみと佐々木のぞみを足して2.5で割って、吉田洋を0.2足した感じ。
違いの程度といえば、写真ではフェラーリだったが、実際来たのはランボルギーニといった意味での誤差程度のハイレベルな違い。
『初めまして』 で、会話が始まる。一瞬で、あぁこの女性、何度もこれをやって小慣れているんだなと思う。
予約した店に向かって、ホテルを出て、二人で都会の雑踏の中を歩く。確かに心なしか、すれ違う男性がチラッとこちらを見るのが分かる。いや、結構見てる。
複雑な気分。これが彼女だったらどれほど良いか。
お店に着き、お店に入る前に、その女性に交通費という名目のお駄賃を渡さなければならない。それが1万~2万円。
万札を渡して、『ありがとうございます(ぺこり』と受け取る女。
あぁぁぁ、汗水たらして稼いだ俺の万札のありがたみ分かってねぇなぁぁぁぁと、憤る気持ちを抑えて美人だから許すと店内へ。
店内で席に着くまでも、周囲の男性客の殺意の目を感じる。
そして店内では和食コース料理を食べつつ、会話。
美人女性が女子高生の時にいかに校内でモテていたか、今はアパレルで仕事しているが客からの誘いがひっきりなしだとか、まぁそうでしょうね、そうじゃなかったら異常でしょうねといった気持で聞く。
ただ、この美人女性、食事代もこちらが出すのは分かり切っているはずなのに、お酌ひとつしない・・・。自分の話ばかりで、こちらを労わるそぶりもない。
結局食事代、3万円を支払い、店を後に。
となると、この時の自分の気持ちに驚きが。
べつにこの女性とエッチとか全くしたくない、っていうか、自分が可哀想、こんな女とやったら。と早く帰りたい、さっさとこの無駄な時間を終わらせたいと思うようになる。
いや、もしかしたらこれ自体、相手女性の戦略なのか・・・。
そのまま駅まで行って、連絡先だけ交換してさよなら。勿論あちらから、この後の誘いは無く。
結局、自分の支払いは、入会金5万円、セッティング料5万円、お駄賃1~2万円、食事代3万円の合計15万円弱を支払って2時間程度のセルフお酌食事 with 女性の身の上自慢話。
女性からすれば、セッティング料金の何割が自分に入るのか分からないが、お駄賃分と食事奢ってもらうだけだから、そりゃ確かにそこまでお酌までするかよって話なのかもしれないが、よっぽどその辺のホステスと同伴した方が楽しいのかなって思った。
ただね、美人って得だなと思う。
おいしい食事食べさせてもらって、お金も貰って、ただ帰るだけって、
よほどどこかでギャフンという目に合わないとロクな生き方しないだろって。
そんなこんなで、いまでもエージェントから美人女性の紹介連絡が来て、その名前をGoogle様で検索させていただくと画像一覧が出るほどの女性だったりするのだけど、そこまで酔狂なことをできるほど余裕もなく、今は様子見ということです。
美人は疲れる。